「シンクロちゃん」に学べ あらゆる自分をまるごとOK

人間は、どうしても不足に目を向けがち。自分自身に対しても「○○できない私」を探すのが得意です。

そこで、「些細なこともほめよう」というワークがありますよね。「歯を磨けた」「夜、早く寝ることができた」などなど。こうやって「できたこと」を認めていくことで自分に自信がつく、など色々なよい点があります。

その「些細なことをほめる」に輪をかけて強力なのをみつけました。ご紹介します。

スポンサーリンク

「イライラする自分」にもOKを出す

それは「シンクロちゃん 一瞬で人生を変える『10秒スイッチ』の法則」です。

シンクロちゃん

この本の表紙の女の子「シンクロちゃん」は、とにかく、自分のすべてにOKを出すことを学んでいきます。

たとえば、こんな自分にOKすることはできますか?
「洗濯物を干している自分」
「電車に乗って通勤している自分」

洗濯物を干すのも、電車に乗って通勤するのも、当たり前といえば当たり前の行動。
そんなことでOK?というレベルかもしれませんが、「何かの役に立っているか」と問われたら、「YES」ですね。
洗濯物を干せば、気持ちよく乾いた清潔な衣類を着ることに役立つ。
通勤するということは、仕事に出かけるということ。
勤務先の仕事を通じて社会の役に立つ。
そう考えると、OKを出すことができるのではないでしょうか。

こんな風に干せたら、これはこれで思い切りほめてよいと思う

では、これはどうでしょう。
「玄関の靴をそろえた自分」
「好きな音楽を聴いている自分」

これも、一見するとOKすることかぁ?と思いますが、「何かの役に立っているか」と考えてみると、こんな感じ。
靴がそろっていれば、次に履きやすくなるから、役立っている。
好きな音楽を聴いているのは、自分の楽しみ。自分の気分を良くすることに役だっている。
こう考えると、OKすることができますね。

では、これは?
「イライラする自分」
「人の目を気にする自分」

さすがに、これはどうよ??
「何かの役に立っているか」と聞かれたら、即座に「NO」と言われそうです。
イライラしたら、気分が悪いだけ。役に立たない。
人の目を気にして自分のやりたいことができない。自分の役に立たない。
どう考えても、役に立っていません。

しかし、シンクロちゃんはこれもOKを出すのです。

「イライラしている自分に気づけた!OK!」
「人の目を気にしている自分に気づけた!OK!」
という具合。

自分の「ありのまま」にOKを出す

シンクロちゃんがOKを出すのは「役立つかどうか」という基準ではありません。
自分の、ありのままの行動を認めた時・ありのままの気持ちを認めた時なのです。

大人になった私たちは、「これを言っちゃまずいでしょ」ということは、口に出さないよう気をつけます。次第に、ネガティブなことは「思うことすらまずいだろ」と考えるようになります。
すると、うっかりネガティブなことを考えた自分に気づいたらどうするでしょう。
「なかったことにする」か、「厳しく罰する」かのどちらかでしょうね。

たとえば、シンクロちゃんは「会社にイケメンがいない、と感じている自分」に気づきます。
うーん……「イケメンがいない気づき」など、どこにOKを出せばいいのだ?という感じですが、「自分の気持ちに気づいたこと」にOKを出すのです。
「イケメンがいないという自分の本当の気持ちに気づいた、だからOK!」と。

「今」自分が何を感じているか。その時の気持ち、思考を感じること。
それは10秒でできる!ということで、「10秒スイッチの法則」。

この本では著者のサトユミさんから、シンクロちゃんが10秒スイッチの法則を伝授してもらうスタイルで書かれています。漫画と文章の解説がほどよく混ざり、すいすい読めてわかりやすい。
わかりやすさは実践しやすさにつながります。学んだ知識は実践してなんぼ。すぐに自分で試してみることができる点も、とてもよいです。

スポンサーリンク

実践してみよう「10秒スイッチ」の法則

もちろん、私も試しています。

先日も、ナビ通りに運転しているのに道に迷うという、私としては特に珍しくもない事件が起こりました。

これよりもうちょっとハイテクなナビを使っているんですが

進めば進むほど、細い路地に入っていき、方向転換する場所もない・・・と焦った時、思い出したのが10秒スイッチ。「今」自分が何を感じているかを感じてみよう!と思いました。

すると、「私は、道に迷って焦っている」という気持ちを感じました。
そして、それにすかさずOKを!

「私は、焦っている。焦っている私、OK!」ってな具合です。
すると、道と同じくらいぐるぐるしていた頭の中がスウッと落ち着きを取り戻し、それと同時に道端に方向転換できそうな空き地が現れました(ちなみに、サトユミさん曰く、10秒ルールを身に着けていくと、こういうシンクロが立て続けに起こるそうです)。

私は、空き地を使って方向転換し、来た道を引き返し迷い始めた地点まで戻りました。
その時はもちろん「引き返している私、OK!」です。

これはほんの一例ですが、「すべてにOKを出す」このメソッド、かなり気持ちを楽にしてくれますので、大変おすすめです。
おためしくださいませ。