「タロットカードが正しくよみとれなーい!」と思ったら「正しさ」を問い直そう

「タロットカードは持ってるんですけど・・・」の次に続く「あるある」。
そのひとつが、「自分では、カードを正しくよみとれなーい!」
「自分でタロットリーディングの会」で、このことについて考えた様子をシェアします。

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「カードを正しくよみとれなーい!」

なぜ、正しく読み取れないのでしょうか?
私は「よみとれなーい!」の裏には、こんな「思い込み」があると思っています。

カードは、「正しく」読み取らないといけない。
そのためには、カードの「正しい意味」を知っている必要がある。
または、特殊な能力を持っている必要がある。

はて、「正しく」ってなんでしょうね????
これを考える前に、まず「自分でタロットリーディングの会」の様子をどうぞ。

「見えるもの」を片っ端からあげていく

参加者の皆さんに、このカードに「描いてあるもの」をあげてもらいました。モノだけでなく、色でも形でも、とにかく自分が「見えるもの」をたくさんあげてもらいます。

5名の参加者の方に次々発言していただいた結果がこちら。

おひさま

切り株

手のひら
イケメン

荷物
黄色に赤の星印

黄色

ワンピース
白の長袖

ワンちゃん
山の頂
頭の飾り

鼻と口
がけ


ウエストベルト

参加者全員、同じカードを見ています。
だから、見えているものは同じはず。なのに、人の発言を聞いて初めて「あ、ほんとだ!そんなのがあったんだ!」と気づくものがたくさんある。
または、「ん?それってどこにあるの?」と疑問に思ったりもする。

たとえば、Aさんから「鍵」という言葉が出たときは、こんなやり取りがありました。

「えーと、『鍵』ってどこにありますか?」というご質問に対し、答えるAさん。
「これですよ、これ!棒の先についているこれです!」

「?????」「カバン、ですよね???」
そんな反応を前にして、Aさん。

「えええっつ!!てっきり鍵だと思いました。南京錠みたいな」

あぁ、南京錠!!確かに、形が似ている!!

それを受けてBさん。
「……私、『鍵』って聞いて、こういう鍵を肩に担いでいるのかな??って考えちゃいました」

あぁ、こういう鍵!たしかに……!!

「人が肩に担ぐような大きい鍵なんてないでしょ」という先入観があったら出てこない発言です。

そして、リストの最後にある「○」。
カード上部、矢印で示してあるこれですね。

これは、タロットカードの大アルカナに割り当てられている番号。
愚者に割り当てられている「0(ゼロ)」なのです。
そのことを知らなければ「なぜここに突然○があるんだろう??」と思うのも当然で、「この○は、未確認飛行物体かもしれない」なんて想像が広がるかもしれません。

「タロットカードの大アルカナには、カードの上部に番号が振られているものだ」という先入観がないゆえの、自由さが楽しめる。
「知らない」ということは、とてつもない「広がり」をもたらすんだなぁということを学びました。
だから、「なんでも知っている」必要はないんですよ!
「知らない」ことがもたらす制限のなさも、すごいことです。

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「正しい」って、なに?

さて、これがカバンなのか、鍵なのか。
正解はどこにもありません。

「カバンをもった若者が書かれているのが『愚者』のカードです」なんていう取り決めは、世界のどこを探してもありません。
こんな「愚者」もあるんですから。

トートタロット
「トートタロット」の愚者です

カバンだろうと、鍵だろうと、その日その時、あなたがそう見えたものが「正解」。本に書いてあることや、誰かが言っていることに合わせなくてはいけない、と思わなくてよい!
私はそんなふうに考えています。

だから、カードを「正しく」読み取るとは、「自分の感覚に正直になる」と設定すれば、誰でもカードを読み取ることができるんです。

目に入るものをきっかけにして、どうしてそれが描かれているのかな?と想像してみる。
このカードの中に自分が入り込んだとしたらどこの位置にいるだろう?と想像してみる。
カードに描かれているものに実際に触れるとしたら、何に手を伸ばすだろう、それはどんな感触だろう?と想像してみる。
そんな「自分の感じ」を言葉にできたら、それが「カードを読み取った」ということ。

そんなふうにタロットカードと接するのも、楽しいですよ♪

「自分でタロットリーディングの会」をやりました

2019年12月13日