それぞれの「世界」は違わないとおかしい

このカードは、「炎のタロット」の「ザ・ワールド」。

22枚の大アルカナの最後に位置するカードです。

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「世界」は国々の集まりのことだけではない

「ザ・ワールド」ときいて思い出すのが、司会の愛川欽也と楠田枝里子の身長差が印象的なテレビ番組「なるほど!ザ・ワールド」。

1981年から1996年まで放送され、テレビの前の私に「世界ではそんなことがあるのか」という驚きを提供してくれる番組でした。

ここで語られる「世界」は、地球儀や世界地図の上で指し示されるある地点。
つまり、日本以外の様々な国々です。

だから「世界」を知るには、飛行機や船に乗って遠くへ出かけていく必要がある、と思いがち。

でも「世界」はそれだけではありません。

あなたや私が認識しているものも「世界」です。
それぞれが見ている「世界」。考えている「世界」。こういうものだ、と考えている諸々。

私の「世界」とアナタの「世界」

遠く離れたアフリカや南米の生活をテレビで見ながら「そういう世界もあるのか!」と言うこと。
そして、目の前の人をまじまじと見つめて「あなたの世界ではそうなんだ……」とつぶやくこと。

「自分が属している以外の世界」という意味ではどちらも同じ。
飛行機や船に乗って出かけて行かなくても、違う世界は身の回りに満ちているのです。

だから、毎日が「なるほど!ザ・ワールド」。

「世界」は違って当然です。
全く同じようには作られていないから、違わないとおかしいのです。「同じ世界」でないことを嘆く必要もないし、「同じ世界」を目指す必要もない。

違っていることが「全体」としての調和につながっているのです。

この「全体」というのは、地球儀や世界地図で見える化できるようなレベルのものではありません。ヒトとして頭で理解しようとするのが無駄な抵抗レベルのもの。
なんだかもう、一切合切を含んだ「全体」です。

だから他の「世界」は気にせず、自分の「世界」に浸りましょう。
このカードの女性のように。