「自己中なあの人がうらやましい」あなたにおススメ『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』

「自己中心的なあの人がうらやましい」。

口に出さなくても、心の中でかすかにそんなことを感じたことがある方。

そんな「いい人」におすすめしたい本のご紹介です。

「いい人」は、結局ひとりでがんばってる人…

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「いい人」=相手の気持ちを読みすぎる人

占いで色々な方と接していて思うこと。
「いい人」が多い!!!

ここで言う「いい人」とは、相手の気持ちを考えすぎる人のこと。自己中心的な人の真逆に位置する人です。

相手の気持ちを考える人。
それは、思いやりのある人。
いいじゃない!どこが問題なの?

と思われるかもしれません。

しかし、「いい人」であるがゆえに、とても疲れてる方が多いのです。

たまりにたまった疲れが、うまくいかない人間関係など何らかの現象になる。そして、占いへ・・・というパターン。

なぜ、相手の気持ちを読みすぎると疲れがたまるのでしょうか。

本書では「相手の気持ちを推測すること自体が根本的な間違い」と指摘されています。

間違ったことにエネルギーを使っているから疲れてしまう、と言えるようです。

人の気持ちを、正確に読めるのか?

人は「快・不快」スイッチで本来は行動していますが、その「快・不快」スイッチは本人にしかわかりません。
だから、それを第三者が推測したとしても「根本的な間違い」が起こってしまうのです。
話している時に誰かがあくびをしたら、その人はただ眠いだけなのに「私の話が退屈だと思っている」と間違った原因を考えて悩みを作ってしまう。

大嶋信頼 著『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』大和書房

「いい人」は、相手の気持ちを正確に読んでいるつもり。
しかし、「すべて読み間違い」と思ってちょうどいい。

それなのに、「自分は相手の気持ちを正確に読んでいる」と信じ込んでいる。

ここが悲劇の始まりです。

あくびは眠気から起きたものなのに、「私の話が退屈だと思っている」証拠としてあくびを捉えるという「読み間違い」。
この「読み間違い」がどんどん独り歩きしていきます。

退屈していると思い込んでいるから、
「どうやったら退屈している相手を楽しませられるかな?」と考える。

いや、別に退屈はしていないよ?

退屈していると思い込んでいるから、
「退屈させてしまうような話をした自分がいけない」と悩む。

ちょっと待って、あなたが責任を感じることは何一つない!
相手は眠くてあくびをしているだけなのに!!
眠いからあくびをする他人のことまで、あなたが面倒をみなくてもよいのです。

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人の気持ちを読みすぎる人がやるべきこと

本書では、その対策としてズバリこう書かれています。

人の気持ちを考えてしまってつらくなる人がやるべきなのは、「人の気持ちはわからないんだ」と認識して人の気持ちを考えないようにすることです。

大嶋信頼 著『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』大和書房

「人の気持ちはわからないんだ」と認識すること。これが対策です。

「いい人」の苦しみの回路は、スタート地点がおかしなことになっています。こんなふうに。

私は人の気持ちがわかる

→「人の気持ちを読み取った結果、相手の気持ちが芳しくないようだ」

→「相手が良い気持ちになるように、私が何とかしよう」

このおかしなスタート地点を、180度変える「人の気持ちはわからない」から始めるのです。

相手の不快そうな表情を見ても「あの人が不快かどうかはわからない」と考え、勝手に相手の感情を決めつけるのをやめてみましょう。

大嶋信頼 著『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』大和書房

「あくび」=「私の話がつまらないからだ~すみません!ごめんなさい!!許して!!!」と自動的に進んでしまう思考回路。は、慣れ親しんだクセのようなもの。
ついつい貧乏ゆすりしてしまうのと同じです。

この回路に気づいたら、流れをストップさせましょう。繰り返していけば、次第に回路は消滅します。

代わりに「人の気持ちはわからない。だから、人の気持ちは考えない」という新しい回路を太くしましょう。

自分の「快・不快」スイッチを大切にする

新しい回路の育て方。それは、人の気持ちに意識を向けるのではなく、自分の「快・不快」スイッチに注目することです。

「いい人」は、人の「快・不快」スイッチに敏感だったはずです。
たとえば、親が「快」を感じるようにふるまう。
友だちとの話題で、みんなが「快」になるようなポイントで自分も盛り上がる。
というように。

でも、これから管理するスイッチは、自分の「快・不快」スイッチです。ただ、「いい人」は、自分の「快・不快」スイッチが見つけづらいかもしれません。

人の「快・不快」スイッチはすぐ手が届くところにあるくせに、自分の「快・不快」スイッチはホコリやごみに埋もれているはず。
でも大丈夫。たとえ奥深くに埋もれていても必ずスイッチはあります。

見つけましょう。

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「嫌い」は嫌いでよい

また「いい人」は、「不快」のスイッチを無いものにする傾向があります。
「不快」を感じることを自分に許していないのです。
なぜなら「不快」を感じてしまったら、自分は「いい人」ではなくなると思い込んでいるから。
「いい人」でない自分が許せないのですね。

しかし、それは自分のなかに大きな矛盾を抱えることになります。
必死に上流に向かって激流を泳ごうとするように。
だから疲れるのです。「いい人」は。

激流
下流に流されれば楽ですよ

例えば、嫌いな人と接するのは明らかに不快です。
この「不快」もしっかり感じていいのです。

「どのくらい嫌い?」とちゃんと自分の気持ちを確かめてあげる。
「本当にムカついていて、消えて欲しいほど嫌い!」だったら、そのままの感情を認めてあげる。
それを「仕事だから」「人間関係を大切にしなければ」と、常識で自分の「嫌い」をいう感情を打ち消さないようにします。
「嫌いは嫌い!」でいい。
それが態度に出たっていい。

大嶋信頼 著『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』大和書房

「ここはオトナの対応しなきゃ」なんて抑え込まず、なんなら一度くらいブチ切れてみたらどうですか。
「いい人」をやめて、自分中心に生きましょう。