大アルカナ「塔」は思い出させてくれる!「封印されていた跳躍力」

ノミは、体長が2ミリだとすると30センチの高さまで跳べるそうです。
これは、自分の体の約150倍の高さです。

身長1メートル60センチの人間なら、240メートルの高さまで跳べるということ。240メートルといえば東京都庁とほぼ同じ高さです。

そんな超人的(超ノミ的?)な跳躍力を誇るノミ。
その跳躍力を「なかったこと」にしてしまう実験があります。

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跳躍力が発揮できなくなる「ノミの天井実験」

ビーカーの中にノミを入れます。

最初は思い切り飛び跳ねてビーカーの外へ出てしまうノミ。そこでビーカーにガラスのフタをかぶせます。

最初は、兼ね備えた跳躍力を発揮するノミ。しかし、当然何度もガラスのフタにぶつかります。

それを繰り返しているうちに、ノミはガラスのフタの高さ以上には跳ばなくなります。

「どうせできない」と思い込んでしまうのですね。とほほ。

がっかり

すると、ガラスのフタを外しても、もうビーカーの外へ飛び出ることはないといいます。

これはノミだけの話ではありません。
知らず知らずのうちに私たちも天井を作っているのです。

入っている器が壊れたときは大チャンス

一度できてしまった天井は、外されても気づかない。
もともと備わっているのに「自分にはそんな跳躍力があるはずがない」と思い込んでしまっている。

だから跳ぶことを試す発想すら生まれません。
たまたま上を向いて天井がなくなっていることに気づいたとしても「じゃあ跳んでみようか」とはならないのです。

「あら、青空がクリアに見えると思ったら天井がなくなっていたのね。とっても明るいわ!」程度で終わりでしょう。

飛行機雲

でもビーカーがぶっこわれれば、あなたを取り巻く世界は垂直にも水平にも無限に広がります。

その広さにビックリするでしょう。
これまでの習慣を変えざるをえないことも出てくるでしょう。

たとえば、家から一番近い小売店が「歩いて3分のコンビニ」から「車で20分の隣町のスーパー」になったら。
朝食べるパンがなくてもちょっと歩けば手に入った時は考えもしなかった「自分で作る」という未知の世界が現れるかもしれません。
それは、自分が備えていることすら忘れていた可能性を思い出させてくれます。

ビーカーがぶっ壊れたときは、文字通り飛躍の大チャンスです。


大アルカナ「塔」は、「実は自分にはものすごい跳躍力があった」ことを思い出させてくれます。