大アルカナ「魔術師」は思い出させてくれる!「不可能を可能にするコツ」

シャッフルしたトランプから特定の一枚を抜き出したり、破れたはずの1万円札が元通りになって出てきたり。「なんでそんなことができるんだろう!」という驚きがマジックの楽しいところ。

「実現不可能」と思っていたことが目の前で繰り広げられると、ワクワクしますね。

私たちが「実現不可能」と決めていることの中には「不可能だと決めてしまっているからできない」ことがたくさんあります。

でも、自分に投げかける質問を少しだけ変えれば、マジシャンのように「実現不可能」と思っていたことが可能にすることができます。

私たちは、うまくいかないことに直面するとまずこう考えます。
「何が問題だろう?」

はてな

そして、うまくいかなかった原因を一生懸命探します。
あれも駄目だった、こうすればよかった……あんまり気持ちのいい作業ではないですね。

問題を知ることは大切です。でも、「できないこと」だけを意識していては気分が下がってくるのも事実。次のステップを軽やかに踏み出す気分にはなれません。

「何が問題だろう?」と問いかける代わりにこんな質問をしてみましょう。

「うまくいっていることは何だろう?」

うまくいっていることに気持ちが向くと、「次はもう少しこうしてみよう」と頑張る気持ちが湧いてきます。うまくいっていることをひとつでもふたつでもリストにあげることができれば、自信になります。進みたい方向へ意識を集中する助けになります。

そこで次にする質問。

「まだうまくいっていないものは何だろう?」

「何が問題だろう?」と似てはいますが、「うまくいっていないもの」という言い方をすることで、「ただうまくいくように調整するだけでいいのだ」という気分になれます。

「できない」と信じているのか「できる」と信じているのか。
「できない」が起点なら「何が問題だろう?」という質問になる。
「できる」と信じているのなら「まだうまくいっていないものは何だろう?」と尋ねることになる。

起点がどちらかによって、質問が変わってきます。
逆い言えば、質問を変えることで起点を変えることもできるのです。

フォード自動車の創業者であるヘンリー・フォードはこう言った。「できると信じても、できないと信じても、どちらも正しい」。人生の質、行動、成果は、すべて自分の信念で決まる。これは心強いと同時に、なかなか厳しい言葉でもある。だが信念について詳しく見ていけば、これが本当であると理解できるであろう。

ジム・ドノヴァン「誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」

大アルカナの「魔術師」は、不可能を可能にするコツを思い出させてくれます。