「自分に優しくする」って、どーやるの?  その5

「自分に優しくする」って、どーやるの? その5も引き続き心理療法家の玉田まゆ子さんをお相手におしゃべりしてみます。

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日々の小さなガマンこそ、見直してみる価値がある

 【記事その1のまとめ:コチラ

「自分に優しくする」とはリラックスして力が抜けている状態をつくること。

【記事その2のまとめ:コチラ

そのために必要なのは「ラクな考え方を選ぶ」こと。

【記事その3のまとめ:コチラ

これって「ラクな考え方」なの?と迷ったら。チェック項目、5つあります。

【記事その4のまとめ:コチラ

私が抱える些細であるが壮大な悩みについて、チェック項目を実際に検証

 

私:

私の、些細だが壮大な悩み。それは・・・新幹線で窓際の席に座りたい。でも、トイレに行くために「通してください」と隣の席の人にお願いすると「相手を必ず不快にさせる」ので、窓際は諦めている・・・でした。

その4(記事はコチラ )で、「この考え方は、私をラクにするのか?」を、5つのチェック項目について考えてみたら・・・

 

玉田さん:

5つとも、全部NOでしたね。

 

私:
はい、見事に。小さなことだから我慢できるわ、と思ってましたが、新幹線や飛行機に乗るたびにこれをやっていたのかと思うと、結構な積み重ねになってたんだな、と。

玉田さん:

日常で、ガマンできてしまう小さなことを見直すのは、結構大事。

 

実際に起こったことと、頭の中で作り上げたことを切り分ける

私:

これまでの経験を振り返ってみると、めんどくさそうな顔されることはあったかもしれないけど、「いやだ。通さない!」と言われたことはないんですよね。

 

玉田さん:

私もなーい。

 

私:

こうやって話しながら考えてみると、相手がめんどくさいと思っている、というのは、私が勝手に作り上げたストーリー??

 

玉田さん:

ほうほう、詳しく説明してみてください。ま、デザートでも食べながら。

イチゴのデザート

私:

「めんどくさいから嫌です」と実際に言われてはいない。

でも、相手はめんどくさいに違いない、と自分で「勝手に」決める。

そして、相手をこんな風にさせてしまったのは自分だ!とこれまた「勝手に」罪の意識を感じる。

その罪の意識を正当化するために、自分で自分を居心地悪くするストーリーを作っていたのかもしれません。

 

玉田さん:

なるほど、そう考えているのですね。

 

私:

こんな複雑なことができるなんて、私ってすごい。

 

玉田さん:

「めんどくさいに違いない」というのは、はっきり言われていないなら、あくまでもこちらの推測ですからね。

 

私:

デフォルトがそういう表情の方かもしれないし。

 

玉田さん:

本人的には、精一杯の微笑だったりすることもある。

 

私:

実際に起こったことと、自分が頭の中で作り出したことを切り分けるのは大事ですね。

 

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本来の目的はシンプル。だから、シンプルに達成できる 

私:

だから、「譲るなら、私にもはっきりわかるように微笑んで!私が私を責めずにすむように、微笑みながら譲って!」と期待するのって、ものすごくオプションを追加していたのだな、と。

 

玉田さん:

オプション、なるほど!

オプションを全部白紙にして、本来のシンプルな目的に立ち返るチャンス到来だ!

 

私:

本来の目的は「通してください」。それだけですもんね。

「窓際に座りたいけど、もろもろ面倒なのでガマンする」。

ガマンした方が簡単だから。

でも、こういう「小さなガマン」って、知らないうちに積み重なるんですよね。

だから、小さなことを、そのつどクリアにしていくことが大事なんだろうなぁ。

 

玉田さん:

ふむふむ!

とにかく、ちっちゃいことから始める

玉田さん:

自分がラクになる考え方を採用するトレーニングは、とにかく小さなことから始めるのがいいですよ。
ピアノの初心者がいきなり超絶技巧の名曲に挑むのは無理でしょ?

 

私:

トレーニングなんだから「優しくできるところから」は鉄則ですね。

いきなり難しいことから始めると一瞬でイヤになります。二度とピアノに触るものかと言う決意すらする。

 

玉田さん:

そうそう。だから、「ラクな考え方に変えるんだ!」と気合をいれすぎなくても大丈夫。まずは「お試し」してみればいいんです。

ほら、スーパーでやってる試食。味がいまいちだったら買わないでしょう?

でも、試食してみないと好みの味かどうかはわからない。

ちょっと試してみて、「なんか違うな」と感じたら、それ以上やらなくていいんです。

 

私:

なるほど!何かを始める時って、どうしても気合が入ってしまうけれど、面白くなかったらやーめよ、くらいでちょうどいいのか。

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 「あ、これは自分には合わないわ。次いこ、次」で大丈夫

玉田さん:

まさにそれが、「自分がラクになる考え方」。

私:

気楽に気楽に。「合わないといけない」「合わせないといけない」と考えるのはおかしいですよね。

合うか合わないかを試しているんだから。合わなかったら終わり、じゃない。次に選べる考え方は無数にある。またそれを試してみればいい。次いこ、次、ですね。

・・・これって、なんでも応用できそうな気がしますね。ちょっと話が大きくなりますけど、転職とか、付き合うヒトとの関係とか。

玉田さん:

小さなことからトレーニングしていくと、大きなことに応用できるようになるんじゃないかな。まずは、窓際の席に座って行きたいときにトイレ行く、っていうのからやってみたらどう?

私:

よっしゃ!やってみます!!

玉田さん、おつきあいいただきありがとうございました。