「自分に優しくする」って、どーやるの?  その1

たまに、タロットカードがこんなことを言ってくる。

「もう少し自分に優しくしたらどうかしら?」と。

そこで私は、相談に来られた方と一緒に考えます。

もちろん、相談内容はさまざま。相談に来られる方の背景もさまざま。

個別具体の各論レベルでの答えは、ひとりひとりが見つけ出すものです。

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そもそも「自分に優しくする」の意味がわからない

例えば、「映画が好きだから、忙しいけど久々に時間を作って映画を見に行く」とか、「ちょっと高いから、と我慢していた服を買ってみる」とか。

ひとくくりに「コレをやっておけばOK!」と言えるものではありません。

でも。

具体的な行動を思いつく以前に、「自分に優しくって、どーゆーこと?」というそもそもの疑問が出てくるということが、意外に多いのです。

確かに、そこがわかっていなければ何をしたらいいかわからない。

目的地がわからないのに、飛行機?自転車?どれで行こう?と考えることができないのと同じ。

ということで、そもそもの「自分に優しくって、どーゆーこと?」。

これを、考えてみることにしました!

しかも、ひとりでは思いつかないことがたくさんあるので、心の専門家である心理療法家の玉田まゆ子さんとざっくばらんに語るという他力本願なスタイル!

まさに自分に優しい!

というわけで、「自分に優しくって、どーやるの?」をお楽しみください。

「自分に優しい」と「自分に甘い」は違うのか

玉田さん:

話はカンタンです。

「自分に優しくする」とは、自分にとって「ラクな状態」を作り出すことだ、と決めちゃうのです。

私:
結論早いですね。でも待って!

よく出てくるのが「ラクな状態」でいると、甘やかされて腑抜けになる気がする問題。

「自分に優しく」と「自分を甘やかす」の違いがわからない、ってやつです。

これはどうしたらいいのかな?

玉田さん:

「ラクな状態」ってどんな状態?

私:

リラックスしてる。力が抜けてる。

ん?まさに腑抜けの状態。甘やかされてる状態だ!

玉田さん:

それそれ!力が抜けると、本来の力が出やすくなるのよ。逆に。

私:
あ、思い出した。以前玉田さんに教えてもらったワークがありましたね。

自然に立った姿勢から上半身を前へ倒す。私は、指先が床から遠く離れていました。

そこで玉田さんが見せてくれたのが、イチゴのデザートの写真。高級店のデザートでございます、って感じの一皿。
それを見た後で改めて前屈したら、それほど頑張ったつもりはないのに指先が床に届いたんですよね。

イチゴのデザート

玉田さん:
好きなモノをイメージすると、楽しい気分になるでしょ?

デザートを見ると、食べた時の幸せな気分が頭の中で再現されて、楽しい気分になる。

楽しい気分になると、力が抜けてリラックスする。

これが「ラクな状態」。

床まで届かなかった指先が床まで届いたのは、カラダが持ってる本来の力を発揮できた、と考えたらいいんじゃないかな。

私:

なるほど。

「ラクな状態」だと、緊張しているときよりも力を発揮できる。

そして、その「ラクな状態」とは、まさに甘やかされてる状態・・・。

眉間にしわを寄せて「ガンバッテマス!」の状態よりも、力が発揮できて自分もラクなら、言うことないですね。

じゃあ、「優しくする」とか「甘やかす」という言葉にあまりとらわれる必要はないってこと?

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言葉にとらわれすぎなくてよい

玉田さん

そうそう!必要なし。

私:

ある人は、これを「自分に優しくする」と表現するかもしれないし、別の人は、「自分を甘やかす」と表現するかもしれない。

単なる言葉の選び方の問題なのか~。

玉田さん:

その通り。

唐突ですが、ここで「甘やかす」を辞書でひいてみましょう。私が愛用している岩波国語辞典第七版です。

「甘えさせる。特に、きびしくしつけず、わがままにさせておく。」

辞書の説明はここまで。

「だから、甘やかすのはいけない」とも「良い」とも書いていないよね。

私:

ほんとだ。辞書は判断していない。全くの中立!

玉田さん:

ついでに、「わがままにさせておく」の「わがまま」をひいてみよう。

「相手・まわりの者の意に反して、無理なことでも自分がしたいままにすること。したいほうだい。」

説明は以上です。やっぱりここにも、だからダメ、とは書いていない。

私:

「甘やかす」も「わがまま」も、その言葉自体には良いも悪いも一切ない。

玉田さん:

「良い」「悪い」と決めてるのは、人、なんです。

私:

しかも勝手に・・・(笑)。どんだけ自由なんだ。

だから、「自分に優しくする」とは、自分にとって「ラクな状態」を作り出すことだ、と決めることも自由なわけですね。で、決めたことをやっていくと。

玉田さん:

そうそう。そんな感じ。

次は、「ラクな状態」を作り出す方法を考えてみましょう。

私:

わーい、楽しみ!!