カップの中身を「キープしたい」と「カラにしたい」

タロット小アルカナ、カップの5のカードです。

dreamingwaytarot
Dreaming Way Tarot の「カップの5」

描かれているのは、ふたりの女の子と5つのカップ。
水をたたえたカップを両手に持った女の子。
彼女に背を向けて、3つのカップを宙に放り投げている女の子。

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私は「こっちの女の子」

このカードを一緒に見ていたTさん。
手前の女の子がもっているカップの中身は「絶対にこぼしてはいけない何かだ」と読み取りました。

何があってもキープしないといけないもの。少しでもカップを動かしたら、水がこぼれてしまう。

だから私は、このカップをもったまま動くことはできない。

「カップの中身は、私がとらわれている何か、だと思います」
「この中身をこぼしてしまわない限り、私は自由にならない。背を向けた女の子のようにはなれない」

でもさ、Tさん。24時間365日、Tさんは手前の女の子なのかな?

同じカードに描かれた向こう側の女の子は、カップを軽々と放り投げています。カップの中身がすっかりこぼれているのも気にしていない様子。
Tさんにも、この女の子の要素はあるはず。

実際は、手前の女の子と、背を向けた女の子を行ったり来たりしているのではないかな?
あるいは、ある特定の事柄については手前の女の子の要素が強く出る、とか。

どちらの女の子でいてもよい

手前の女の子のように「中身をこぼさずキープする!」
背を向けた女の子のように「中身をすかさずカラにする!」

どちらを選んでも多分、結果に大差はない。
どちらを選んでも多分、収まるところに収まっていく。

キープするのもカラにするのも自由自在。
でも、つらくなるのは「どちらかにしなければ」「私はこちら側の女の子だ」という思いが強くなりすぎた時。
キープすると決めたら「カラにしたい」という気持ちが邪魔になる。
だから「カラにしたい」という気持ちが出てくると、その気持ちを認めずになかったことにしてしまう。

その気持ち、あっても別にいいじゃない?そのまま、いてもらってもいいじゃない?

「今は手前の女の子」「今は背を向けた女の子」と軽く行きかってもよい。もちろん、行きかわなくてもよい。

……なんていう設定にしてみたらどうだろね?

今日は、何かいら立つような目にあったら、注意してください。
誰かの態度にいらいらしたり、腹が立つことがあれば、すかさず道(タオ)を実践してみるのです。心の中を好奇の目で眺めてみてください。心の中には、いらいらを解消したいという欲求から、何もしないでいようとする気持ちまで、どんな気持ちも分かちがたく存在しています。いろいろな思いを抱く自分と、思いが体の中で動くさまをそのまま認めてください。
ひたすら心を開き、内部の不可解さを友達にしましょう。気持ちの現れ方に注目してください。-節々がこわばる、胸がドキドキする、喉が絞めつけられる。そういうことはあなたのなかの謎の使者のしわざだと認め、偏見をもたずにただ見つめてください。
起こることは、すべて受けとめ、あなたの心の不思議と向き合いましょう。分類も説明も弁解も一切なし。心の中の神秘は、つかみどころがなく、自分の責任で見つけだすしかありません。道(タオ)の神秘を実感する準備は、自分にしかできません。

老子が教える 実践 道(タオ)の哲学 ウエイン・w・ダイア―