絵画をレンタルしてみました(前編)-我が家に抽象画がやってきた!

抽象画

部屋の雰囲気を変える。そんなときの選択肢のひとつが「絵を飾る」こと。

でも「好きな絵」との出会いはまさにご縁。でも、好きな絵が必ずしも部屋にあうとは限らない。そもそも、自分がどんな絵が好きなのだろう?それも多分よくわかっていない。

実際に飾って試してみるのが一番だけれど、片っ端から購入するわけにもいかない……。

そんなとき、「絵画をレンタルできる」というサービスを見つけたので試してみました。

株式会社Casie(かしえ)の絵画レンタルサービス。

初回限定のスタータープランは、大小2枚の絵(0号サイズ:18cm×14cmと10号サイズ:53cm×45cm)を借りることができます。

サイズやテイストの違う絵を飾り比べられるのは、自分の好みを探るのにうってつけ。

スポンサーリンク

梱包からすでにアート

さて、やってきたアートはこんな荷姿。

黒い段ボール。

荷物

養生テープまで黒。

テープ

「アートが届きました」というラベル。

ラベル

箱を開ける前から勝手にアートな気分が高まります。

スタータープランで借りられる絵は、プロによるセレクト。こちらから指定はできませんが、好みの色合いや絵の傾向を伝えることはできます。


私はメッセージで「白とベージュが基調の部屋なので、絵で色を楽しみたい」という希望を伝えておきました。

さて、どんな絵が届いたのかな?

荷物


絵の指定ができないだけに、箱を開けるときのドキドキわくわく感は半端ない。
そして表れたのは大小2枚の絵。

抽象画を見つめていると無になる

2枚のうち、小さいほうは抽象画でした。下田和弘さんの「rebirth of memory」という作品です。


実は抽象画って……美術館にあっても素通りしてしまうジャンル。
何が描いてあるのか、意味が分からないな~と思って。

でも今回、私は実感しました。

絵の意味や表現されているものを考えることなく、単に筆のタッチや色合いをじっと見ているだけでも飽きないのです。

抽象画

白、緑、オレンジ、赤……一体、何色つかっているんだろう?
とか
どんな筆をつかっているんだろう?
とか
どの場所から描き始めたのだろう?
とか
このマーブル模様みたいなところがきれいだな~
とか。

これまでに、一枚の絵をこんなにじっくり見たことがあるだろうか?(いや、ない)というくらいにジロジロと見入ってしまう。

美術館で、作品を手に取って見るということは、まず不可能。
ひとつの作品の前に陣取って動かないのも、他のお客様の手前やりづらい。

だから、なんとなく「あぁ、こういう風景をこういうタッチで描いた絵ね」と言葉にまとめて、それで絵を理解したつもりになって、次の作品へと急ぐ。
美術館での私の鑑賞の仕方って、そんな感じだったな。
じっとこの絵を見ていたからこそ、そんなことに気づきました。

家なら、一枚の絵の前にどれだけ陣取っていてもかまいません。
意味を言葉にしてみようなんてがんばらずに、ただ、絵の中に自分を投じる。そんな贅沢ができる。

見ているだけでまるで瞑想。気持ちのよい時間です。
抽象画ってこういう面白さもあるのだな、という発見。これはおまかせでプロに選んでもらったからこそです。

自分で選んでいたら「抽象画は苦手」という思い込みが邪魔して、この作品とは出会えなかったはず。

スポンサーリンク

抽象画は飾る場所を選ばないという意外な発見

今回借りた抽象画をぱっと見たときに「このカラフルな絵は一体どこに飾ったらよいのだろう?」という一抹の不安がありました。

しかしそんな心配は無用でした。どこに飾ってもしっくりくるのです。
単行本をひと回り小さくしたサイズは、主張しすぎず謙虚になりすぎず。だから場所を選ばないのかもしれません。

抽象画

絵が届いたらここに飾ろう!と真っ先に考えていたのがこのポジション。玄関横の飾り棚の壁面です。

まずはここに飾ったらどうなるか試してみました。

抽象画


うまい具合に照明があたっています。背景の木目とも相性よし。

ちなみに、それまで飾っていたのは旅先で撮影した写真をパネルにしたもの。

写真

「写真」と「絵画」では、ずいぶん雰囲気が変わります。

描かれているモチーフが違うのはもちろんなのですが、それ以前に「写真」と「肉筆の絵」の質感の違いの大きさ。それは実物だとよくわかります。

シンプルな植物と一緒にしてももちろん正解。この植物(名称不明)、グレーのワントーンなので、カラフルな絵との相乗効果が楽しめます。

抽象画

同じ植物でもグリーンならどうかな?と、次は本棚に並べてあるフェイクのラベンダーとともに。

これもなじむ。本とも、ラベンダーとも、なじむ。

抽象画

では、CDの間はどうだ?

CDの背中の色合いバラバラですが、そんなことは意に介さずしっくりおさまる作品。

CDも本も、ついつい隙間なくぎっちり並べがちなのですが、こういうゆとりを持たせのが「オシャレ」ってもんですよね……。

抽象画

手持ちの額や置物などの中に置いてみました。
白やベージュ基調のものの中においたので、まったくケンカしない。

抽象画

いろいろなところに置いてみると、楽しいですね。
自立するので、スタンドなども不要。平らな場所があればよい。 飾る場所を気軽に移動できるのも、このサイズならではです。

抽象画の上下左右について

このようにすっかり抽象画と戯れている私ですが、実は……最初作品の天地を誤って飾っていたのです。

抽象画

ふと絵をひっくり返すと、あれ?

キャンバス


これはもしや、縦長が正解???

抽象画

正しくはこういう向きですね。作者の下田和弘さん、私、間違っておりました。
大変失礼しました。

もう1枚の絵画について書いた記事はこちらです。

油絵

絵画をレンタルしてみました(後編)-アートで手軽に豊かさを

2020年3月26日