占い結果の逆を選んで幸せになった例

本当の「好き」を知るためには、「嫌い」を知ることも必要。

自分が本当に「好き」なものが何かわからない場合、「好き」探しから始めるのではなくて、「嫌い」を知ることで「好き」に近づく方法もあります。私がいつも心にとめている、友人が語ってくれた経験です。

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結婚を迷って占いに行ってみた友人の話

当時彼女は、結婚を考えている相手がいました。

相手のことは大好きでしたが、少し迷いもありました。

そこで、ある占い師さんに彼との結婚について相談をしたそうです。

その占い師さんはこう言いました。

「今つきあっている彼と結婚すると、あなたは苦労します。背負い込む必要のない苦労はしなくていい。他の人との結婚を考えたらどうですか」。

その回答を彼女は十分に検討し、結論を出しました。

彼女は、占い師さんに手紙を書きました。

手紙で伝えたのは、占いで気持ちの整理ができたことのお礼。

再度じっくり考えた結果、今つきあっている彼との結婚を決めた、という結論も添えて。

占い師さんからは、

「自分で決断されたことをとても素晴らしいと思います。ご自身が、心から「こうしよう」と決めた道には、必ず光が当たりますよ」

という返信をもらったそうです。

彼女はとても素敵な結婚生活を送っています。

チャリスの井戸

「これじゃない」に気づくと「これ」がわかる

一見、「占いが当たってない!」と受け取ることもできる話です。

占い師さんは、彼との結婚は背負い込まなくていい苦労をすることになるだろうという結果を伝えた。でも、彼女は彼と結婚しました。

彼女は「背負い込まなくていい苦労」をしたのか。少なくとも彼女自身にはそんな自覚はありません。ただ、話を聞いていると「人によってはそれを苦労と受け取る人もいるかもな」という状況がないわけではない。

結局、人がどう感じようとも、自分の感じ方が「苦労」でなければそれは「苦労」ではありません。

では、この占いは意味がないものだったのでしょうか。占いに行っても行かなくても、結果は同じだったのかもしれません。

ただ、占いに行ったことで、彼女が自分ではつかみ切れていなかったものが「はっきりした」のは事実です。「はっきりした」ことで、腹の底から「これがいい」というものを選べた。

占い師さんから「彼との結婚はやめなさい」と言われたとき、彼女の中で、この問題に対する向き合い方がはっきり変わったのだと思います。

おそらく、「彼との結婚はやめておこうかなぁ」と自分のアタマの中だけで考えているときは、結論を出したいような出したくないような状態。

それが、第三者からはっきり言われたことで、ホントの結論に向かってぐっと一歩を踏み出せた。その結論が、「やっぱり彼がいい」。自分の中にあった答えがはっきり浮き上がってきたのです。

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本当の好きを知るための「マクドナルド理論」

これ、いわゆる「マクドナルド理論」ですね。

例えば、仕事の昼休み。同僚とランチするとき。

「お昼、何食べる~?」

「なんでもいいよ。時間ないから、早く出てくるところで」

「じゃ、マックで」

「え・・・マックはパスだな・・・モスにしよう!」

「マックはパス?「なんでもいい」と言ったじゃない!」と突っ込まれるあれです(マックが好きな方は他のファストフードを当てはめてください)。

総論では「なんでもいい」と言ってみたものの、具体的に「マック」を示されて、「それは嫌」が明確になった。じゃあ自分はどうしたいのか?を深堀りするきっかけになったわけです。

私たちは、一見迷って答えが出ないような時も、心の中では答えがわかっているのです。ストレートにつかめる状態のときもあれば、つかみきれない状態の時もある。

そんな時は、答えと逆のものに光をあてることが効果的。「これじゃない」がわかることで「これだ」がわかることがある。

彼女の場合、占いがこの役目を果たしてくれたのですね。

そして、「この答えだ」と確信をもって自分で選んだことだから、結婚後に苦労(と人からは見られてもいいようなこと)があっても本人は苦労と感じなかったのでしょう。

「好き」を知るには「嫌い」から。一見遠回りのように見えて、なかなかツカエル方法です。