タロットおススメ本 で、タロットってなんなの?を知りたい方は「タロットの秘密」

世の中に数あるタロット本。

みなさまの目的別におすすめ本をご紹介します。

今回は、こんな方へ。

風吹さん
占いたいわけではないが、タロットってなんなん?という知的好奇心を満たしたい方

そのほか、こんな目的の方はそれぞれのページへどうぞ。

タロットを使って自分で自分の気持ちを知りたい方はこちら

各カードの意味から解釈の仕方までを1冊でじっくり学びたい方はこちら

明日にでも他人にタロット占いができるようになりたい方はこちら

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タロットに合理性はあるのか?

風吹さん(仮名): 

タロットって何なのかよくわかりません。占う人の主観で解釈されている気がします。客観性、合理性を重んじる私としては、どうも釈然としないんですが。

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私:

あたりです!占う人の主観で解釈してますから。

風吹さん:

やっぱり!あなたの独りよがりだったんですね!

私:

「独りよがり」という言葉が適切かどうかは別として。

例えば風吹さんが、私と別の占い師のふたりに、全く同じ内容の相談をしたとします。全く同じカードが出ても、カードの読み取り方は同じにはなりません。

風吹さん:

やっぱり独りよがりだ!

私:

カードには多数の意味があります。多数の意味の中からどれを採用するかを選択する時、読み取る人のフィルターがかかります。

その人の価値観や、これまでの経験に左右されるということです。

そして、採用した意味をどういう言葉で伝えるか。

ここにも無限大のバリエーションが生まれます。

また、カードを複数展開すれば他のカードと関連付けて読み取りますから、さらに変化する要素が増える。

だからあくまでも、

「カードを引いた人は、このカードをこう解釈しているよ」

というひとつの私的な意見です。

ましてや、未来や運命を決定づけるものであるはずがありません。

カードの解釈は、自分の気持ちを探っていくために提示される、ひとつのたたき台。

そんな風に捉えてみると、面白いですよ。

タロットは「紙切れに過ぎないカード」

鏡リュウジさんもおっしゃっています。

「冷静に考えればおかしいではないか。紙切れにすぎないカードや遠くにある惑星が人間の運命を指し示すはずはない。そう、占いは常識的に考えれば「迷信」であることに気がついてしまったのだ」

そのうえでなお、鏡さんはこう語ります。

「占いやマジカルな世界は、やはり魅力的であり、やってみると実際に「当たる」ようにも思えるのである。だが、同時に、僕の中では占いは「迷信」であることを知っている理性も存在していた。自分の中に矛盾した二人の自分がいたのである」

そして、心理学者ユングについて、「実はユング自身も合理的な人格と非合理で神秘的な人格の二面を内包していて、それを何とか統合しようと努力していた」ことから、人とタロットの関係をこんな風に記述されています。

「人は誰でも自分の中に理性とロマンの二つを抱えている存在であるはずだ。タロットは、誰の中にでもあるこの二つの側面をすくいあげているのだ」。

風吹さん:

それは、どの本の引用ですか?その本読んでみたいです。

私:

この本です。

前半は、タロットの歴史が語られています。

その内容はタロットの「神話」を崩すことになっている、とご本人も書かれているように、冷静で合理的な視点から眺めたタロットの姿。

一方後半のカード解説は、神秘的な世界への憧れを含んだ、いわゆる非合理的な視点から眺めたタロットの姿。

新書ですが、読み応えあります。私の座右の書です。

風吹さん:

なるほど。私は、いろんな角度からの情報を集めたうえで、自分で分析して判断するのが好きなんですが、合理的・非合理的の双方の視点で書かれているのはいいですね。

「知りたい」のスイッチが入ると、止められなくなるんですよ、私。

私:

私はこの本を読んで、タロットを思考整理のツールとして使いたいという方向性がはっきりしました。

風吹さんの知的好奇心を満たしてくれる本だと思います。

風吹さん:

フフ。早速クリックします。

☆☆☆

ソードは「風」の象徴。

12星座で言うと、双子座、天秤座、水瓶座。

文中で太字にしたところがソードの特徴です。

風吹さんタイプの方も、そうでない方も、何かのご参考になれば幸いです。

☆☆☆