
スポンサーリンク
どん底になったときにすること
答えの一つは、「何もしない」です。
本日は、「すべては常に変化し波がある」ことをイメージしていただくために、為替のチャートをご用意しました。図をご覧ください。
さて、あなたは相場の上昇を期待しているとします。今は、白丸の少し左側にいると想定してください。
なぜか、ぐいぐい下がっていく相場。
「これ、いつ下げ止まるんだろう・・・」と思います。
不安になります。
何とかしたくなります。
膨らんでいく損失を計算してはため息、計算してはため息の繰り返し(笑)。
相場の行方が見えない。なにひとつはっきりしていません。
しかし、はっきりしていることもあります。
「かならず底がある」ということです。
底が「いつなのか」はわからない
底を打って初めて、「これが底だった」とわかるのですが、事前にいつくるのかを100%確実に予測することは難しい。
そもそも「いつくるか」がわからないものなのに、一生懸命当てようとすると疲れます。
しかし、「いつかは底をうつ」ことがわかっていれば、「だから、今は何もしない」という選択をすることもできます。気持ちのふらふらも和らぎます。
ここで無駄なエネルギーを消耗することがなければ、底を打った後に、エネルギーを備えておくことができます。
一方、底を打つことがあるのですから、天井も当然あります。
図の黄色い丸が天井。でも、「あれが天井だったのか」と、これも終わってみてわかることです。
スポンサーリンク
天井も底も、次から次へとやってくる
「上昇し続ける」こともないけれど「下降しかない」ということも絶対になくて、いつもふらふらと上下するのが本来の姿。
大なり小なり、天井も底も、次から次へとやってきます。
一回限りということはありません。
海と同じく、寄せては返し、寄せては返しを繰り返しながら、満潮があり干潮がある。
全てはこの波のような動き。
気持ちが落ち込むときも、ごく自然な姿の一瞬を切り取っただけのこと。
次の波を何もしないでの~んびりと待つ、休んでみる、のも選択肢のひとつです。
とはいえ、FXについては、の~んびりと待つよりも「早目の損切り」が正解だなと感じることが多いのですが・・・。
