PDCAサイクルを徹底して実践したらこうなれる!? 『究極の男磨き道 ナンパ』

PDCAサイクル。

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返して、業務を継続的に改善していく手法です。

その「ノウハウ」&「実践のなまなましい記録」が面白く読める、という点で心からお勧めしたい本のご紹介です。

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「究極の男磨き道 ナンパ」コミュ障ひきこもりがストリートに立った日

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「ナンパ」は単なるトピック。
その裏にある真理をつかむことは、宇宙の真理をつかむに等しい

サブタイトルどおり、引きこもっていた男性がナンパに目覚める話です。

いや違うな、ナンパに目覚めて「成功するまで」やってみた話です。

この本では、これでもかと徹底的にPDCAサイクルを回していきます。

 ・スランプに陥ったときに、色んな人に助言を求めまくる

 ・いろんな角度からチェックして、誤っていることに気づける工夫をする

 ・常に、トレーニング方法や休息の取り方を見直す

 ・他人の成長にも貢献する

もう、PDCAサイクルの指南書と言ってもいいと思います。

しかも、実践の場が「ナンパ」という、(私にとっては)見知らぬ世界。

だから余計面白いのですが、ここで語られるPDCAサイクルの回し方は、仕事・スポーツ・習い事・各種スキルアップなどなど、すべてのことに応用可能であることは間違いない。

痛みを避けるのではなく、痛みに飛び込んでいく

ナンパ超初心者だった筆者は、ひたすらトレーニングを積み、ある程度の成果を出せるようになります。

しかしそんなある日、女性から「ド級のダメ出し」を食らい、「もうオレは再起不能、廃人と化すだろう・・・」とまで落ち込みます。

ここで筆者が気づいたことがダイヤモンド級。

「これまでオレが自分の人生をクソしょぼいものにしてきたのは、こういう痛みを避けよう避けようとしてきたからではないか?」

そのうち筆者は、

「これまで経験したことがないほど腹が立ってきた」そうですが、

その怒りの対象は、

痛みを避けよう避けようとして生きてきた自分

だったのでしょう。

そして、翌日から

「発狂したみたいに活発に活動をはじめ」、

「自我が崩壊するまでとことんやってやろう!」と意気込む。

このくだりに、私は大変感動しました。

痛みを避けようとしておっかなびっくり暮らしていては、どこか不完全燃焼になってしまいます。

筆者がその「痛み」に飛び込んでいく様子、とても勇気づけられます。

自分も行動してみよう!という力をもらえます。私はナンパはしませんが。

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うまくいかなくて落ち込んだ時の考え方を学ぼう

本書の「おわりに」にも、とても素晴らしいお言葉があるので引用しておきます。

「恐怖心に縮み上がることも、大打撃をうけてへこみまくることも、なかなか味わえない感覚だ!これぞ青春!」って思えることも、死ぬほど重要だと思います。

究極の男磨き道ナンパ 零時レイ

世の中には「不安や恐れなどのネガティブな感情は排除しよう」「いつも前向きな気分でいよう」的な言説が多々あります。

それはそれで「そうだよね」とは思うのですが、「不安」や「恐れ」って、人間が生きていたら出ないはずがない感情です。

つまり、出てきてアタリマエのもの。それを「これは味わってはいけないやつだった」と抑え込もうとすると、色々と難しいことになる。

ナンパで玉砕しまくったら、へこみますよ。

ナンパじゃなくても、へこむことは誰にでもありますよ。

それを、「こんなことでへこんじゃだめだ」とやっちゃう必要はない。

筆者のように、「これぞ青春!」ととらえるのもいいし、「生きている証!」ととらえるのもいい。

起きてくる凹みはそのままにする。隠さない。なくそうとしない。

それで、「味わっちゃいけないやつ」から、「ウエルカム!とことん味わいたいやつ」へ、自分の中で位置づけだけを変える

「あ~この凹み、味わっていいんだった」と思うだけで、「へこみ」がガソリンに変わります。これが、「前向きにとらえる」ということ。

ナンパを成功させたい人よりもむしろ、背中を押してほしいすべての人におすすめします。

余談ですが、この本は夫の本棚から発見しました。

これからさらに男を磨いていくのであろう彼の変化が楽しみです。