「自分に優しくする」って、どーやるの? その2です。
【その1のまとめ】
「自分に優しくする」とは自分にとって「ラクな状態」を作り出すことだと決めてしまおう。「ラクな状態」というのは、リラックスして力が抜けている状態。こういう状態になることで、私たちは本来の力を出しやすくなるのです。
その1の記事はコチラ
その2では、「じゃあ、ラクな状態を作り出すにはどーするの?」をテーマに、引き続き、心理療法家の玉田まゆ子さんとざっくばらんにおしゃべりしてみます。
☆☆☆
私:
美味しそうなデザートの写真を見たら、写真を見る前よりも深く前屈できた。これは、からだに余計なチカラが入っていないということ、つまり「ラクな状態」。
では、どうやったら「ラクな状態」を作り出すことができるか。
常にデザートの写真を持ち歩くのもいいですけど、他にはどういうことができますか?
玉田さん:
この状態は、「ラクな考え方」を選択することで創り出せます。
私:
考え方は選べる、というやつですね。
玉田さん:
そう。その1の辞書の話を思い出してみて。
言葉自体は全くの中立。善悪の判断は、その言葉を見た人が勝手にくっつけてましたよね。つまり、どういう判断にするかを選んでいるということ。
私:
甘える=ダメとか、ワガママ=よくない、とか。
玉田さん:
起こった出来事に対して、どう考えるかも、これと同じ。
自分が「ラクな状態」になれる「ラクな考え方」を選べばいいんです。
私:
初めて「考え方は選べる」という話を聞いた時、私は「選ぶもんじゃないよ、勝手に出てくるもんだよ」と思ってました。
今も、ついつい忘れることもあるけど・・・。自分に余裕があると「あ、自動的にやってる!選んでない」って気づくことが多くなりましたね。
例えば昔は、人からほめられた時は「何か欲しいの?」。これが瞬間的に出てました。
玉田さん:
「何か欲しいの?」っていう返しも面白いけど(笑)。
私:
その言葉がどこから出ているのかを掘り下げてみたら、震源地は「私をほめるなんて、なにか落とし穴があるに違いない」でした。
うわー、猜疑心に満ち満ちたイヤな考え方だなぁと気づいてからは、その考え方を選ばないようにしました。「私のいいところを見つけてくれたんだな」という考え方を選ぶことにしました。
なので、今はほめられた時は「ありがとうございます☆」と素直に受け取っています。
玉田さん:
選ぶという自覚なしに、瞬間的に出てくる考え方って、癖みたいなもの。
爪を噛む癖があるとして、それを止めようと思ったらどうする?
噛んでるな、とまず噛んでいることに気づく。これが第一歩ですよね。
私:
そもそも気づいてないことが多いですね。あまりに自動的すぎて。
玉田さん:
で、気づいたら止める。
それをある程度繰り返していくと、いつの間にか身についている。それと同じです。
まずは、「あ、やってるな」と気づくことが大事。
あとは、トレーニング、トレーニング!
私:
そうか、気づかなければ止めることもできない。
気づくたびに「またやってしまった・・・orz」ってなりがちだけど、止めるチャンスがやってきたと思えばいいのか。
玉田さん:
それに、1回でピタリと止めようなんて思わなくていいんです。
気づいたらまた止めればいいや、くらいのお試し感覚で。
私:
そのスタンス、気楽でいいですね。
まさにこういうのが「ラクな考え方」なのかな?
自分にとって「ラクな考え方」かどうか、何か指針になるようなものってありますか?慣れるまで、そういうチェックリスト的なモノがあるといいような気がする。
玉田さん:
お。いい質問!じゃあ、次回はそれを考えてみましょう。
私:
わーい、楽しみです。
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