じぶん創造タロット

じぶんにとって日々をよいものにするためのHOW

軽井沢 千住博 美術館

f:id:mappi88:20180515230154j:image

 

軽井沢千住博美術館へ行きました。

 

駐車場から、ゆるい小道をたどりながらエントランスへ。

様々な植栽を眺めながら歩きます。

 

エントランスの自動販売機でチケットを買って、入り口の前に立つ。

自動扉が開いた瞬間、思わず「わぁっ」と声が出ました。

 

ゆるく傾いた床が、ずっと奥まで続いている。

ガラス張りの壁面から光が降り注ぐ。

何とも言えない解放感。

 

どこを見渡しても、一般的な美術館の「壁に囲まれた展示室」がない。

美術館全体が大きな一つの展示スペースで、ところどころ、円柱状のガラス越しに美しい中庭が見える。中庭の木々も作品の一部のようです。

数年前に訪れたことがある友人は、「木が育って、雰囲気が変わった!」と驚いていました。

 

展示されている作品のひとつひとつを鑑賞する楽しみはもちろん、作品と庭、光も一緒に楽しむことができる空間。

作品の前にはゆったりとベンチが置いてあって、座り込んでしまったら、時間を忘れてのんびりしてしまいそう。

 

「森の中を歩くように自由に鑑賞してください」という説明のとおり、見学順路はその人次第。気に入った作品をもう一度見たい時、人の流れに逆らう必要もないのです。

 

通常の美術館で作品を鑑賞する時は、作品の正面から2メートルくらい離れた位置に立つ、というのが定番でしょうか。

でもここでは、思いきり遠くから眺めてみたり、近くに寄ってみたり、位置によっては斜めから見ることもできてしまう。作品と自分の位置取りは自由自在。

当然、見え方が大きく変わってきて、それもものすごく楽しいのです。

 

作品と、それを見せるハコ。

このふたつでひとつの作品のような、すてきな空間でした。