じぶん創造タロット

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日本一危ない国宝 三徳山投入堂(鳥取県三朝町)前編

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鳥取県の三朝温泉に行きました。

今回は(も)、事前に調べず行き当たりバッチリ旅。

 

さて、明日はどこへ行こうかなと宿に置いてある資料を見ていたら、「日本一危ない国宝鑑賞」という文字が躍るパンフレットを発見。

 

どうやってここにお堂を作ったの?と写真を見れば誰もが思う。

断崖絶壁にすっぽりはまっている「投入堂」(なげいれどう)です。

友人の年賀状に、このお堂の前でピースしている写真があったな・・・。鳥取県だったのか。

 

パンフレットを見てみると、「断崖絶壁に建つ国宝」「奇跡の風景として人々を魅了」「三徳山の行者道で修験道を体験」などという文句が踊ります。

 

しゅ、しゅぎょう?

 

「六根清浄・六感治癒の貴重な世界観が評価され、三徳山・三朝温泉が2015年に日本遺産に登録され」たそうなのですが、「六根清浄ってなに?」という私のために、ちゃんと説明がありました。

 

「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」とは、「眼・耳・鼻・舌・身・意」を表し、三徳山の急峻な岩肌を登り、荘厳な寺院に祈りをささげることにより六根を清らかに浄化させるという考え方です。・・・だそうです。

 

※「六根清浄」を検索していたら、いいお話が書いてありましたのでリンクをはっておきますよ(札幌八幡宮さんのミニ講和 宮司のいい話)

 

行ってみたいと思ったものの、「修行」というからにはかなりハードな登山になるのだろうかという、不安が当然わいてきます。

 

先達のブログを検索してみると「命がけ」「本当に危険」「滑落」「死亡事故」という文字が目に入る。そして、木の根をよじ登ったり、鎖をつたって登ったりする先達の写真が満載されています。

 

そして、「入山時に服装と靴のチェックがあり、滑りやすい靴の人は入山許可が下りない」こともわかりました。

スニーカーだから大丈夫かなと思っていたら「金具のついていない登山用シューズが一番よい」「スニーカーでも靴の裏がつるつるだと許可が下りない」「靴でNGだった場合、その場で草鞋を購入すれば入山OK」とのこと。

 

ちなみに私は、本格登山の経験ゼロ。

もちろん、登山靴なんて所有してません。所有していたとしても、行き当たりバッチリの旅ですから、持ってくるはずもなく。

「難易度★☆☆☆☆」程度のファミリー向けコースが、私にとっては最大の登山。3歳の子どもがタタッと駆け上がるコースも、亀のようにゆっくり楽しむタイプ。

 

うーん、履いてきたニューバランスはどうかな。割と新しめなので靴底は減っていないけれど。

かといって、いきなり履きなれない草鞋で、自分にとって難易度MAXの山を登るのもどうよ??

でもダメだったら途中で帰ってくればいいか~と、色々な思いが去来します。

結局その夜は、先達のブログを調べまくって夜が更けていきました。

 

翌朝、三朝温泉の観光案内所「三朝温泉ほっとプラ座」や、公衆浴場「たまわりの湯」がある温泉広場に行ってみたら、「生甘酒」ののぼりが目に入りました。

公衆浴場のすぐ横にある「手づくりの店 森の樹カフェ」(という名前の店だということはあとで知った)。

 

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発酵食品好きな私は、一杯ひっかけていくか、と入店。

優しそうな女性が「冷たい甘酒にしますか?温かい甘酒にしますか?」と聞いてくれました。カウンターに座ってオーダーしたホット甘酒を飲みながら、楽しく会話。

 

ワタシ:これから投入堂に行くつもりなんですけど、普段運動していないんです。登れるかな~?

マダム:ちょうど私も先日久しぶりに登ったところです。大丈夫、いけるいける!ほら、ここで甘酒飲んで元気つけて!大丈夫よ~。

ワタシ:そ、そうですか?なんか断崖絶壁とかあるんですよね?

マダム:大変なところもあるから「あ~なんでこんなところ来ちゃったんだろ」って思うけれど、でも進んでいくと、最後は「あ~来てよかった」と絶対思うから!ま、普段使わない筋肉を使うから、登り終わるとちょっと疲れるわね。でも大丈夫よ、行ってみて。

ワタシ:そうですか!なんか、その道のりって人生みたいですね(笑)。そうだ、靴のチェックがあるらしいんですけど、スニーカーでも大丈夫ですかね?

マダム:ちょっと見せて(と私の靴を見て)大丈夫大丈夫、これならOKよ。一緒に登った姪っ子が、受付で売ってる草鞋を使ったんだけど、「全然滑らない、草鞋最強!」って言っていたわね。ただ、最後には指の股のところが擦れてきてティッシュペーパー巻き付けてたけど。それでも草鞋最強だったらしい。私は、足がむき出しになってるのには抵抗があるから、スニーカーの方がイイと思うけどね~。

ワタシ:あ、草鞋は滑らないんですね。

マダム:新品の草鞋だからかもしれないけど、滑りやすい土の上でもぐっと力が入るみたいよ。

ワタシ:へぇ~草鞋もよさそうですね。でも確かに、つま先がむき出しっていうのもあちこちぶつけたら痛そう・・・。

マダム:そういえばね、登ったあと、三朝温泉の足湯に5分くらい浸かったんだけど、そのおかげか全然筋肉痛にならなかったのよ~!!三朝温泉ゴイスー!!

 

・・・てなことをあれこれ楽しく話しながら甘酒をいただき、「大丈夫よ!いってらっしゃい」というマダムの声に後押しされて、投入堂へ向かいました。