ズバリ言わないタロット占い

あなたの未来をズバリと言うのはあなたです。タロットカードじゃありませ~ん

愛は循環している

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完全に真っ暗な空間を進む、数人のグループ。

視覚障がい者の方が務めるアテンドに従って、各自が手に持った杖と、グループのメンバーの声掛けと、自分の感覚を頼りに、一歩一歩進んでいく。

小川が流れていたり、シーソーがあったり。

枯葉を踏みしめたり、砂利を感じたり。

喫茶店に入って、注文、支払いも体験。運ばれてきたドリンクも味わう。

 

こんな体験ができるのが、「暗闇のソーシャル・エンターテインメント」というキャッチコピーの「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。

 

1回参加したことがあるのですが、忘れがたい体験でした。

特に強く感じたのは次のふたつです。

 

ひとつは、頭の中のスッキリ感。

このプログラムに参加している間は、とにかく視覚以外の感覚に集中するので、余計なことを一切考えない。

次に足元に表れるのは何なのか。触覚、聴覚、嗅覚も総動員して、頭の中にあるのは、次の一歩を踏み出すことだけ。普段なら、あれこれ浮かぶ「思考」が一切ない世界でした。

これまでの人生における「頭の中スッキリランキング」で余裕で1位になると思います。

 

ふたつめは、声をかけあうことの重さ。

「すぐ横にいます」「しゃがんでます」「通ります」など、常にメンバー同士が声をかけあって、自分の存在、自分の行動を言葉で表す。

見ればわかるでしょ、というのが通用しない世界なので、すべての行動を声に変える。「見る」のは一人でもできるけれど、「聞く」のは「話す」人がいないと成立しない、二人以上の世界。だからこそ、自分以外の人の存在を強烈に感じられる体験でもありました。

 

体験できるシーンは季節に合わせて色々変化しているそうです。

私は、公園、喫茶店、うちの中などを体験できたのですが、その時に特に印象に残ったのはこんなシーンです。

 

みんなでカードゲームをすることになりました。

ハートやダイヤなどのマークがついているカードが、ひとりあたり数枚配られます。

マークは立体的で、カードの表面に触れることで識別できます。ババ抜きの要領で、隣の人のカードを取っていき、マークがそろったカードは捨てていく、というルール。

最初に配ってもらったカードの中に、ハートのカードがありました。そのハートのカードは、最初の順番が回ってきたとき、隣の人がとっていきました。ゲーム終了に近づいたとき、私のところに再度そのカードが回ってきました。ぐるっと一周して、また返ってきたわけです。

 

ハートのカードが返ってきたとき、「愛って循環するんだなぁ」ととっさに思ったのは、暗闇の中で感じた人と人のつながりの影響だったかもしれません。普段、そんなことを感じるような人ではなかったのですが。

その時以来、自分が出した愛は、経由する様々な人たちの愛が次々に追加されて、また自分に戻ってくるようなイメージを持つようになりました。

だから、(出せる時は)どんどん愛をあふれさせよう!と思っています。

あふれさせるために大切なのは、まず自分を満たすことですけどね。

 

あれから2、3年たっているので、また体験してみたい。

きっと新しい発見がありそうです。

機会があれば、お試しを!

 

www.dialoginthedark.com