自分を大切に、とか自分に優しくと言う言葉をよく聞きます。
では実際に、自分を大切にするってどういうことなのでしょうか。
自分に優しくするって何をすれば良いのでしょうか。
私たちは他人に優しくすることは得意ですが、自分に優しくする事はどちらかと言うと苦手です。
むしろ、優しくしようという意識すらないことが多いのです。
改めて、自分に優しくするとは具体的にはどういうことでしょうか。
特別なことをする必要はありません。
例えば、家でくつろいでいるときに紅茶が飲みたいと思ったとします。
お湯を沸かして紅茶の葉を準備しようとしたら、賞味期限が今日までのコーヒーを発見した。こんな時あなたはどうするでしょうか。
紅茶が飲みたいと思っていたけれど、コーヒーを飲むことにするかもしれません。
実は、こういうことが自分に優しくないことなのです。
え、こんなことぐらい?と思うかもしれませんが、最初に紅茶が飲みたいと思った自分の気持ちを無視してしまっているからです。
こんなことの積み重ねがだんだんと自分の気持ちを無視し、自分に対して優しくない対応に慣れてしまうことになるのです。
日常のごくごく些細なひとつひとつの選択が、本当に自分の気持ちに沿ったものなのかどうか、それをしつこいくらいに考えることが、自分に優しくすることにつながります。
そうはいっても、自分がやりたくないことやらざるを得ない場面は、私たちの日常に多々あります。
だからこそ、「紅茶かコーヒーか」と言うような、全面的に自分に決定権があることについては、常に自分の思いを尊重してあげることが大事なのです。
こんなことぐらい我慢すればいいやと言うことを重ねていくと、我慢が習慣になってしまいます。
無意識のうちに我慢してしまうことが癖になってしまうと、我慢しきれないことまで我慢することになってしまいます。
プレゼントのシーズンです。
別名、自分へのご褒美。
別名、自分へのクリスマスプレゼント。
理由は何でもいいです(笑)、欲しかったもの、我慢していないで、自分にプレゼントしちゃいましょう。