たまーに気がむくと、ヨガに行きます。
レッスン後にみんなでリラクゼーションをしていたときのこと。
聴いているだけで体の力が抜けるような講師の誘導にしたがって、深呼吸を繰り返す。
おおおお、いい感じでアルファ波出てきた-!
ほわわわわ
と思ったその瞬間。
私は「ブロロロロロ」とヘリコプターが発する大音響に包まれました。
~こんなときはこんな脳波~
熟睡しているとき「デルタ波」浅く眠っているとき「シータ波」
心身が落ち着いているとき「アルファ波」
日常の活動をしているとき「ベータ波」
怒ったり興奮しているとき「ガンマ波」
その音に完全に気を取られた私は、せっかくのリラックスを奪われた憤りにまみれ、一気にガンマ波の荒波へ。
「ヘリコプター 早く遠くへ行ってくれ」(momoタロット心の俳句)とつぶやいておりました。
しかし。
講師はゆったりとした口調のままでリードを続けます。
「はーい、ヘリコプターの音がすればするほど、体の力がどんどん抜けていきま~す」
ブロロロロ
「ふかーく、ふかーく リラックスしていきまぁす」
ブロロロロ
そして私は、ほんとにヘリコプターの音を聞けば聞くほど、リラックスしていました。
終了後、講師に「あの時、ヘリコプターの音で完全にリラックスが中断されていたんですけど、先生のリードでまた快適な状態にすぐ戻れました!」と言いました。
すると、講師は笑って一言。
「よかったね。なんでも味方につけちゃえばいいのよ」。
なるほど。
「大きな音=静寂の邪魔」というのは、思い込み。
その思い込みから外れたことで、
「大きな音=静寂のサポート」になったわけです。
またひとつ、思い込みを発見した出来事でした。
読んでいただいて、ありがとうございます。
どなたかの参考になれば幸いです。